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ホームページ活用ノウハウ

なりゆきで会社のブログやSNSの担当になってしまった方へ。

WEBマーケティングの重要性を言われますが、世の中、予算やスタッフを確保して戦略を立てた上でホームページを活用している会社ばかりではないと思います。むしろ、大多数の小さな会社では、なりゆきで会社のホームページ担当になったり、ブログ記事やTwitterの担当になっている人の方が多いと思います。一昔前は“若いから”という理由だけで担当に指名され、社内に相談する人もいなくて途方に暮れてしまう人もいましたが、最近では個人でSNSやブログの経験がある人も多く、抵抗なく受け入れられるケースも増えています。

相手を思い浮かべて書いてみる。

とはいえ、個人と会社の情報発信は違います。個人ブログとは伝えたいテーマも文体も違うでしょうし、個人的な主張をする場でもありません。お堅いビジネス文章ばかりでは個性が出せませんが、安易にウケを狙って炎上してしまうような事態は避けたいです。さまざまなリスクを考えて情報発信に慎重になりすぎるとブログの更新も滞ります。また、社内で文章の確認作業をしていると、旬を逃してしまったり、まったく熱量を感じない当たり障りのない記事になってしまい、結局楽しくなくなって更新が滞ってしまいます。

ブログやSNSは話題性を求めるばかりが能じゃありません。バズったり炎上した投稿は良くも悪くもアクセスを集めますが、小さな会社のブログの目的はアクセス数稼ぎではありません。会社らしさが伝わる情報をコツコツと積み上げていくタイプのブログであれば、以下の3点を抑えつつ担当者の裁量で思い切って書いてしまえばいいのではないでしょうか。

  1. 伝えたいテーマを決める
    見てくれた人に何を伝え、どのようなアクションを起こしてもらいたいか。
  2. 文章のトーンを決める
    主語は誰で、どんな口調(固めor柔らかめ)の文章にするか。
  3. 伝えたい相手を思い浮かべる
    記事が役立ったり楽しんでもらえる人は誰か。

なかでも一番大事なことは、伝えたい相手を思い浮かべながら書くことです。そうすれば過度なウケ狙いや自分本位の間違った情報発信をすることもないハズです。もちろん、言葉の使い方や解釈の違いで多少の問題点を指摘されることもあるかも知れませんが、その程度のことは指摘されてから考えて訂正すべきはことは対処して、そうした経験を積みながら学んでいけばいいのではないかと思います。

なりゆきでブログやSNSの担当になってしまった方が、自分の良心を信じて楽しく情報発信できることを願っています。もちろん、誹謗中傷やNGワードを使用しないなどの常識をわきまえることが前提の話なのであしからず。

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